製作工程見学「匠」の技術を知る

有限会社鍋谷グラス工芸社

江戸切子伝統工芸士 鍋谷淳一

手元の光

手元の光

細かい作業の連続となる江戸切子制作では、細かな部分がよく見える必要がある為、作業をする手元ぎりぎりの所に電球を配置して、十分な灯りを確保して作業を進めます。


透明なグラス

透明なグラス

切子を施すグラスは、当然の事ながら透明のガラスで出来ています。研磨がどの位進んでいるのか、切り込みがどの程度の深さまで入ったのか、慎重に見極めながら作業を進めていきます。


割れやすいガラスという素材

割れやすいガラスという素材

誰もが知る通りガラスという素材は割れやすく、大変繊細な素材である事は間違いありません。だからといって、ゆっくりと作業を進めればいいというわけでもありません。手を加える時間が長くなればなる程、ガラスが割れてしまう確率も高くなってしまいます。繊細さと大胆さを両立させながら、その絶妙なバランスを保ちつつ作業します。


作業完了

作業完了

繊細かつ大胆な作業を経て、江戸切子がようやく完成します。美しく磨き上げられ生まれた作品を、ぜひ直に見て頂ければと思います。




作業完了

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