

何だったんでしょう?
そんな中、小さい頃見たのびのびとニワトリを育てていく昔ながらの百姓スタイルの飼育方法を思い出し、これならばストレスを極力に減らした状態でニワトリを育てることが出来ると思ったのがきっかけです。

ニワトリの杜では、現代の大型養鶏と逆行した昔ながらの百姓スタイルの飼育方法で飼育しております。
今まで養鶏では一棟600羽程度入れていたのですが、これを150羽まで減らし風通しを良くし、日光を当てる。そうすることで病気になるニワトリを減らすことができますし、ストレスを軽減してのびのびと育てることができます。
ニワトリに与える餌についても自分で配合を行います。ニワトリの杜では積極的に野菜・青菜をニワトリに与え、ニワトリの好物を与えることでストレスを少なくし、水分、ビタミンを補給させます。又病気への抵抗をつけるために、地元の山で取れる腐葉土も配合しております。ニワトリが食べたものがそのまま卵になるので、添加物などは一切使いません。大型養鶏などのように高級な配合飼料などを使わないので、産卵率は低くなるなりますが、安全・安心な卵を提供したいと思っております。

卵を販売するようになって、卵を食べられなかった人から「食べられるようになった」とお声をいただけた時は本当にうれしかったし、励みにもなりました。
しかし、卵本来の黄身の色を知らない人が多く、「卵の色が薄い。賞味期限前ではないのか?」という意見、問い合わせが多いのも事実です。ニワトリに与える餌にパプリカ等を混ぜると卵の黄身が鮮やかなオレンジ色になるんですが、高級・新鮮なイメージを付けて購買意欲を与えるだけで、本来は必要のないものですので、ニワトリの杜では、そういう無駄な事はしません。本当の黄身の色はニワトリが食べたもので色が決まりますが自然な環境では、レモンイエローのような薄めの黄色が卵本来の色となります。ホームページを通じてこういうことも伝えていければなと思います。

飼育も餌も自然な環境・自然な物で、産卵箱内で産卵したものを新鮮なうちに発送することで、「子供や孫にも安心・安全」を皆様に提供致します。もちろん毎日食べて欲しい卵だからこそ、お求めやすい価格でご提供いたしますので、「ニワトリの杜」の卵をよろしくお願いいたします。
